- Ryzen 7 9800X3D レビュー
- KDDIによるラックの買収
- SCSKのTOB
- SSD換装
- サーバー証明書の有効期間短縮
- Threadsの活用
- ランサムウェア対策
- Flatcar Container Linux
- OpenAIの最新モデル「o1」
- Androidの脆弱性
- 3Dプリンター住宅
- Raspberry Pi Pico 開発環境
- 都庁壁面への広告投影
- Wasmer 5.0リリース
- IIJmioの回線開通トラブル
- Video2X v6
- エンジニア向け海外サイト
- PowerToysの最新版
- ChatGPTの公開
- ChatGPT search
- 創薬における機械学習
- スマホ用SoCの競争環境
- DJI Goggles N3
- 自動運転の課題
- 新型Mac mini
- Email Address 難読化
- EDRの検知回避
- AIによる論文作成
- Dify
- CNCFの動向
- CSSの最新トレンド
- さくらインターネット入社後3ヶ月
Ryzen 7 9800X3D レビュー
AMDから最新ゲーミングCPU「Ryzen 7 9800X3D」が発売され、複数のメディアでレビュー記事が公開されています。前世代の「Ryzen 7 7800X3D」と比較して、マルチスレッド処理性能が最大25%向上、シングルスレッド処理性能が最大17%向上しており、一部のIntel製CPUに迫る性能を発揮しています。また、第2世代の3D V-Cacheを搭載することで、ゲーム性能が平均8%向上しており、キャッシュを多用するアプリケーションでは特に優位性があるようです。ただし、消費電力は増加しており、価格は8万6800円と高額です。
- 【Hothotレビュー】 より性能に磨きがかかった「Ryzen 7 9800X3D」。コアゲーマーなら求めない理由はない
- 第2世代3D V-Cache採用のAMD「Ryzen 7 9800X3D」は期待通り最強ゲーミングCPUだった - エルミタージュ秋葉原
- 性能も上がったが消費電力も増えた「Ryzen 7 9800X3D」最速レビュー、AI推論の処理速度は7800X3Dの約2倍! (1/4)
KDDIによるラックの買収
KDDIが、セキュリティ企業のラックを買収することを発表しました。買収金額は約246億円です。KDDIは今回の買収により、企業向けのIoTサービスを強化し、2007年から培ってきた知見や技術を活用することで、専用ネットワークやセキュリティ対策を充実させ、IoT機器を安定的に運用・管理できるソリューションを提供していきます。これにより、企業のIoT活用を支援し、デジタルトランスフォーメーションを促進していく方針です。
SCSKのTOB
SCSKがネットワンシステムズに対して、約3600億円のTOB(株式公開買い付け)を実施することを発表しました。
SSD換装
ノートパソコンのSSD換装方法を解説した記事で、技適マークの確認やSSDのサイズ・モジュール規格の把握、クローン作成ソフト「Clonezilla」の使い方、回復パーティションの再構築方法について詳しく説明しています。
サーバー証明書の有効期間短縮
現在、安全なWeb通信に必要なサーバー証明書の有効期間は最長398日ですが、Appleが最長45日に短縮する提案を行い、Googleも将来90日に短縮する予定であるため、管理者からは運用上の負荷増が懸念されています。また、ドメイン認証情報の再利用期間も短縮され、申請ごとに必要となる可能性があります。
Threadsの活用
米国のIT大手企業のCEOが、AIツール「Threads」を活用してコミュニケーションを効率化している現状についてまとめた記事です。AmazonやGoogleなどの企業のCEOは、複数のプラットフォームからのメッセージを統合することで、時間と労力を節約し、意思決定を迅速に行うことができるようになっています。一方でMetaとAppleのCEOはThreadsを使用しておらず、独自のコミュニケーション管理方法を採用しています。UberのCEOはThreadsを利用し、メッセージ管理の効率化を実現しています。
ランサムウェア対策
本記事では、ランサムウェアグループに対する攻撃手法を、Blackhat USA講演で発表された内容をもとに解説しています。近年増加しているランサムウェア攻撃への対策として、ランサムウェアのWebパネルやサーバーへの攻撃方法が紹介されています。
Flatcar Container Linux
マイクロソフトが買収したコンテナ環境に特化したLinuxディストリビューション「Flatcar Container Linux」が、クラウドネイティブ・コンピュティング財団(CNCF)のインキュベーションプロジェクトに採択されました。Flatcarは自動セキュリティパッチ、イミュータブルなファイルシステム、最小限の攻撃対象領域などの特徴を持つため、コンテナ環境の運用に最適化されており、CNCFがLinux OSのディストリビューションを傘下プロジェクトに採択するのは今回が初めてとなります。Flatcarは、宣言型コンフィギュレーションを用いて不変のインスタンスを作成し、クラウドネイティブな分散システムの構築と運用に最適化されています。
OpenAIの最新モデル「o1」
OpenAIが開発した最新モデル「o1」は、人間が持つ博士号レベルを超える能力を持つ生成AIであり、質問に対して「考える」ことでより深い理解と正確な回答を提供できるようになりました。従来の生成AIでは苦手とされてきた数学やコーディングなど、複雑な問題を解決できるようになったほか、思考の連鎖「CoT」を使用することで100段階までの深い思考が可能になりました。o1は、数千のエージェントが数十億回の試行錯誤を行い報酬を得て学習する強化学習を採用しています。
Androidの脆弱性
Androidに深刻な脆弱性「CVE-2024-43047」「CVE-2024-43093」が発見され、QualcommチップセットとAndroidフレームワークに影響を与え、特権昇格によるデバイス侵害の可能性があることが明らかになりました。パッチレベル「2024-11-05」までは脆弱性が存在するため、最新のパッチが公開されるまで、定期的にアップデートの有無を確認する必要があります。
3Dプリンター住宅
珠洲市で、2人世帯向けの3Dプリンター住宅の1号棟が竣工したことが発表されました。この住宅は、生活再建のイメージを構築するために開発されたもので、3Dプリンターを用いて建設されています。
Raspberry Pi Pico 開発環境
ラズベリーパイの開発環境構築を支援するVisual Studio Code拡張機能「Pico VS Code」のベータ版が公開されました。この拡張機能は、ラズベリーパイの小型コンピュータ「Raspberry Pi Pico」に対応しており、開発環境の構築を容易にします。ラズベリーパイは、小型で低価格なコンピュータとして、趣味や教育、産業用途で広く利用されています。電子工作、ロボット製作、データ解析など、さまざまな用途で活用可能です。ラズベリーパイと同じような小型コンピュータには、M5StackやArduinoなどがあります。ラズベリーパイや電子工作に関する情報やコミュニティは豊富に存在し、初心者から上級者まで幅広いユーザーに支持されています。
都庁壁面への広告投影
東京都庁舎への広告投影という新しい試みが話題になっており、映画「ブレードランナー」のワンシーンを彷彿とさせる広告投影の実現に、わかもと製薬が乗り気であることが明らかになった。わかもと製薬は、1962年から販売している胃腸薬「強力わかもと」の広告を、都庁舎の壁面に投影するアイデアを検討しているとのこと。インターネット上では、このアイデアに対して、映画「ブレードランナー」のワンシーンを再現できるのではないかと期待する声が上がっている。
Wasmer 5.0リリース
WebAssemblyランタイム「Wasmer」がiOSをサポートしたことで、iOS上でWebAssemblyのスタンドアロン実行が可能になりました。Wasmer 5.0の正式版リリースにより、iOSでSafari以外のアプリでもWebAssemblyが利用できるようになり、インタプリタモードでの実行が可能です。Wasmer 5.0では、WebAssemblyランタイムのバックエンドにV8、Wasmi、WAMRを選択できます。V8は高性能JITとガベージコレクション機能を提供し、WasmiとWAMRは限られたリソース環境向けに設計されたインタプリタとランタイムです。
IIJmioの回線開通トラブル
格安SIMサービス「IIJmio」で回線開通トラブルが発生し、復旧までに7日間を要した原因は、契約管理システムの潜在バグによるデータベース不整合でした。従来なら実行されなかった特定の命令が実行されたことで処理遅延が発生し、それが他のアプリケーションとの連携に影響を与え、データベースの不整合につながったとされています。今回のトラブルは、テストの不十分さがバグの発生の一因とみられています。
Video2X v6
AIで動画の画質を高めるツール「Video2X」の最新バージョンv6.0.0が公開され、C/C++への書き直しにより処理速度と出力品質が向上しました。フレーム補間機能は近日実装予定で、GUIにより初心者でも操作しやすい点が特徴です。Windows/Linuxに対応し、オープンソースで無償提供されています。
エンジニア向け海外サイト
Qiitaに代わるエンジニア向けの海外サイトを紹介しており、英語の技術情報が豊富で、ChatGPTを使った翻訳や学習サイト、テックニュースサイト、企業情報・給与情報サイトなど、エンジニアにとって役立つ情報源が網羅されています。
PowerToysの最新版
Windows用ユーティリティ「PowerToys」の最新版が公開され、画像からテキストを抽出してファイル出力できる機能が追加されました。この機能では、画像内のテキストを認識し、テキストとしてコピー&ペーストしたり、ファイルに出力したりできます。さらに、AIを利用した貼り付け機能も搭載されており、テキストの形式やレイアウトを自動的に調整できます。また、設定画面のナビゲーションが改善され、バグ修正も実施されています。
ChatGPTの公開
OpenAIが、対話型AI「ChatGPT」を提供する「chatgpt.com」を公開し、同社がHubSpotのCTOから「chat.com」ドメインを取得しChatGPTにリダイレクトしたことを発表しました。ChatGPTは、テキストの生成や質問への回答など、高度な言語能力を持つAIで、LinkedInの投稿でChatGPTがOpenAIによって開発されたことが明らかになりました。ChatGPTは、2000年代半ば以降に開発されたAI技術の進歩の頂点であり、今後の発展が期待されています。
ChatGPT search
OpenAIが発表したGoogle検索に対抗する「ChatGPT search」について解説した記事です。ChatGPT searchでは、地球儀マークが表示されれば検索機能が使用可能となり、情報源を明示する機能や幻覚検出機能がGoogle検索より優れている点が紹介されています。しかし現時点では検索機能の使い分けが推奨され、Google検索は依然として優勢であるとされています。音声AIでは、OpenAIのChatGPTに対抗してGoogleが「Gemini Live」を日本語で公開したことも触れられています。
創薬における機械学習
創薬プロセスにおける機械学習技術について解説した記事で、創薬におけるAI技術の活用方法や課題について、活性予測、構造最適化、立体構造予測、分子構造の表現方法、生成モデル、最適化手法など、具体的な技術例を交えながら詳しく説明しています。
スマホ用SoCの競争環境
主要なスマートフォン向けプロセッサの最新動向について、Apple A17、Google Tensor G3、Huawei Kirin 9000などの最新SoCのフロアプラン比較やArmアーキテクチャの進化がSoC設計に与える影響、Arm Cortex-X4とA720コアによる性能向上、MediaTek Dimensity 9300の4nmプロセス採用とAPU性能への注力、Apple A17の独自設計による性能向上などが解説されています。
DJI Goggles N3
DJIがドローン操作用HMD「DJI Goggles N3」を発売しました。価格は34,320円で、アクロバティックなドローン飛行を可能にするヘッドマウントディスプレイです。眼鏡を着けたまま装着でき、軽量で快適な装着感を実現しています。1080pの高画質画面で、ライブ映像の遅延は平均31msと低遅延を実現しています。DJI RC Motion 3とペアリングすることで、ARカーソルを使って機能の起動やカメラ設定の調整が可能です。
自動運転の課題
中国で自動運転車が普及するにつれて、事故発生も増加しており、人間とAIの協調における認識の相違が課題として浮上しています。自動運転中に人間がブレーキを踏むことで自動運転が解除され、運転操作ミスによる事故が発生するケースや、無人運転のロボタクシーが安全運転を重視しすぎるあまり交通規則に厳格に従い渋滞を引き起こしてしまう事例などが報告されています。人間とAIが適切にコミュニケーションを取り、互いに理解し合いながら共存していくための新しい技術や仕組みが必要とされています。
新型Mac mini
Appleが2024年11月8日に発表した新型Mac mini、iMac、MacBook Proに搭載されるSoC「M4」は、従来モデルと比べて処理能力が向上しており、特にコア数が多いほど並列処理能力が高く効率的です。Mac mini、iMac、MacBook Proの最廉価モデルでは、それぞれ8コア、10コア、12コアを搭載しており、用途に応じて最適なモデルを選択できます。
Email Address 難読化
Cloudflareは、ウェブサイトに公開されたメールアドレスをボットによるフィッシング詐欺から守るため、ボットと人間のアクセスを識別する技術を活用したメールアドレス難読化機能を提供しています。この機能はJavaScriptを用いてメールアドレスを難読化することで、ボットにはメールアドレスが画面に表示されなくなります。ただし、高度なボットはこの難読化を回避できる可能性があるため、完全な対策とは言えません。Cloudflareの管理コンソールでEmail Address Obfuscationオプションを有効にすることで、この機能を利用できます。
EDRの検知回避
パロアルトネットワークスは、脆弱性を自前で管理する新たなサービス「Bring Your Own Vulnerable Driver(BYOVD)」を提供開始し、EDR(エンドポイント検知および対応)機能を拡張することで、脅威への対応を強化しました。BYOVDは、EDR機能の拡張に役立ち、マルウェアを検出して無効にする「disabler.exe」の使用も可能になります。さらに、LinkedInやVKontakteなどのソーシャルメディアを標的とする脅威も検知・対応できます。
AIによる論文作成
函館の焼きとん屋店主との出会いから生まれた、量子探索とニューラルネットワークの類似性に関する考察を、OpenAIの「o1-preview」を用いて検証した結果、スピンネットワークとニューラルネットワークの等価性を数式的に証明したという内容です。さらに、宇宙の収束や時間の矢、突然変異といった現象を、未来からの影響という観点から説明し、拡散モデルとの関連性を示唆しています。
Dify
Difyは、PC上で「ChatGPT」のようなチャットボットを作成できるツールで、git、Docker Desktopのインストールが必要で、APIキーの設定でOpenAIの「ChatGPT」を利用可能になり、PDFなどから知識(情報)を登録し、チャットボットに活用でき、作成したチャットボットは一般向け公開も可能です。
CNCFの動向
2024年のCNCFのトレンドとしてSREが取り上げられており、AWSはKubernetes上にSRE機能を追加提供しています。また、チーム間の衝突がSREの複雑さを増す要因となっていることから、その解決策が議論されています。さらに、SREに関する様々な資料へのリンクや、43& αΠτϦϥΠΞϏϦςΟΤϯδχΞϦϯά データポイントの概要が紹介されています。
CSSの最新トレンド
2024年におけるCSSの最新トレンドをまとめた記事で、State of CSS調査の結果や、新機能・プロパティ・疑似クラス、人気のフレームワーク・検証環境などを紹介しています。
さくらインターネット入社後3ヶ月
さくらインターネットに入社して3ヶ月が経ったエンジニアが、入社直後の変化やスタートアップのような未整備な状態、国産クラウドに対する注目、クラウドプロバイダ初心者としての苦労、採用強化による開発環境整備について自身の経験を踏まえて語っています。